MT4のEAが作れるメタエディタの使い方をマスターする

メタエディタの使い方をマスターする
4月 27, 2023

MT4には標準搭載で「メタエディタ」という機能がついています。メタエディタではEAやスクリプト、インジケーターを作ることができます。メタエディタの使い方について解説していきます。今回はEA作成の場合の使い方ですが、インジケーターやスクリプトの場合でも基本は同じです。

①メタエディタを起動し、新規作成をクリック。

②エキスパートアドバイザ(テンプレート)をクリック。

③EAの名前を入力する。
名前はなんでもOKです。日本語だと文字化けの可能性があるので、英数字が無難です。
著作者などの項目は空白でOK。

④EAのイベントハンドラの設定をする。
イベントハンドラとは、特定の条件を満たしたときに呼び出される関数のことで、EAではティックごとに動作するのが通常です。必要な場合のみ、ここでチェックを入れてください。

⑤EAのテスターイベントハンドラを設定する。
こちらも必要な場合のみチェックを入れ、不要な場合は飛ばしてください。

⑥テンプレートが作成される。
EAのテンプレートが完成しますので、必要なコードを入力していきます。

⑦プログラムのコード入力が完了したら、ツールバーから「コンパイル」アイコンをクリックする。

  1. 作成したEAを実際にMT4にセットして確認する方法は以下のとおりです。
  2. MT4の「ファイル」→「データフォルダを開く」→「MQL4」フォルダを選択する。
  3. 作成したEAのファイルを「Experts」ファイル内にコピー・アンド・ペーストする。
  4. MT4を再起動する。
  5. 通常のEAの設置手順でチャートにセットする。

メタエディタは、MT4同様、使い方はシンプルなので一度覚えてしまうとかんたんです。EAのソースコードを入力し、コンパイル→エラー修正を繰り返し、バックテストを繰り返せば、実装できるEAの完成です。使い方をマスターして、自作のEAを作ってみてください。